円昌寺とは

ここではお寺の由来や境内施設などのご紹介をさせて頂きます。



円昌寺について

白雲山 円昌寺は愛知県小牧市入鹿出新田562番地にあるお寺です。
宗派は曹洞宗(そうとうしゅう)。
この曹洞宗は今から800年ほど前の鎌倉時代に道元禅師(どうげんぜんじ)が仏法を中国より日本に伝え、瑩山禅師(けいざんぜんじ)が全国に広められ、礎を築かれました。
坐禅の教えを依りどころにしている事から総称として禅宗とも言い、従って、円昌寺は禅寺と言う事にもなります。


ご本尊は阿弥陀如来です。


「円」は物事が上手くいく、満ちたりる様を指し、「昌」は古来より日を二つ重ねる事から日の光の盛んなこと、ひいては人々の隆盛が盛んな様を表しております。
それから類推すると、本寺はその地域の人々の繁栄を願い、命名されたものではないでしょうか。
そして、山号の白雲山は下記の元々のお寺の名前であった白雲寺から採ったものです。

 




円昌寺縁起


元々、円昌寺は丹羽郡入鹿村(※1)の東北にあった入鹿山 白雲寺と言う名前の天台宗のお寺でしたが、慶長年間(1596~1614年)に丹羽郡篠木村大字下原に移されました。
その後、釈迦牟尼佛の霊夢により導かれ、寛永16年(1639年)に鈴木家・藤村家の土地開墾の際、現在の場所にお寺を移したと伝えられております。
この事から、この両名を開基(※2)とし、開山(※3)を龍淵禅師(りょうえんぜんじ)がお務めになられました。


※1 入鹿村は入鹿池造成の際、水没し、現在は無くなっております。
※2 曹洞宗ではお寺を創建する時に尽力を尽くした人の事を指します。
※3 寺院を創始した僧侶。



お寺の施設

・山門


円昌寺の正門です。
平成25年12月創建。
正面7.5m、側面5.2m、棟高5.2m。



・本堂


平成25年12月創建。
現住職が晋山式をお迎えになられた際、旧本堂から建て直し致しました。
建設にあたり、檀信徒の皆様やご関係者様には大変なご尽力を頂き、感謝しております。



・鐘楼


境内の東に位置する鐘の設置された施設。
鐘の刻印には昭和25年(1950) 8月8日とある事から、この頃、創建されたと推測されます。
梵鐘の外形は二尺五寸(76cm)、釣鐘・龍頭の高さは1尺(30cm)、龍頭下の高さは3尺7寸5分(1m 14cm)、重量140貫(525kg)。
大晦日の除夜の鐘突きは一般開放しておりますので、宜しかったらご参加ください。



・弘法堂


平成25年12月創建。
弘法大師・薬師如来をお祀りするお堂。
古くは10坪程度の建物に木像の弘法大師・薬師如来が2体、お祀りしてあり、そのお堂を地域の集会場に使っておりました。
老朽化に伴い、平成25年の本堂新築と共に新たな社を造り現在に至ります。



・弘法太師像(石像)


弘法大師の石造。
造られた年代は不明。
隣にある石柱は敷地内の別の場所より出土された物で、石像自体も元々そちらにあったのかもしれませんが、その由来も不明となっております。



・地蔵尊(石像)


地蔵尊の石像。
上記の弘法大師の石像と共にあったものを、現在の永代供養施設の供養仏とする為、現在の位置に移設致しました。



・十六羅漢像(木像)


16人の僧侶を模った木造です。
鈴木氏より寄付された物です。



・墓地


お墓を建て、納骨し、お参りをする場所です。
分譲も致しておりますので、ご興味がございましたらコチラをご覧ください。(一般墓)


・永代供養塔


遺骨を預かり、永代にわたって、お寺が責任をもって供養する為の施設です。
合同にて供養をおこなえる方法と個別にて供養する方法がございます。
ご興味がございましたら、詳しくはコチラをご覧ください。


・樹木葬儀区画


樹木に囲まれた空間で供養を行う施設です。
合同にて供養をおこなえる方法と個別で供養できる方法があります。
ご興味がございましたら、詳しくはコチラをご覧ください。


・動物供養塔


可愛がられてきた動物を供養のできる施設です。
合同供養となります。
詳しくはコチラをご覧ください。